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新潟で暑い日が続いています。毎年上昇する気温を対策する。

2021.08.09

意外と知られていない熱帯地『新潟』

8月となり夏本番になっています。
こんにちわ、夏生まれ夏嫌いの丸山です。
つい先日、私の住んでいる長岡でとても暑く、外に出ると一瞬で倒れるのではないかと思う日がありました。そう、8月3日のことです。
新潟県三条市が全国1番の暑さになっていたそうですね。39.1℃。。。
私はその日一日は外での作業をしていましたので、片手に水分をもう片手にタオルを抱えながらの作業でした。ときどきアイスを。

新潟で暮らしている皆さんもしっかりと暑さ対策をしてこの季節を乗り越えていきましょう。

目次
  1. 日本各地点月別最高気温ランキング
  2. 室内で増える熱中症
  3. 新潟で生活する為に住まいの暑さ対策を考える
  4. 熱さをしのぐ快適リフォーム
  5. エアコン買い替えよりリフォームでの対策が良

日本の各地点月別最高気温ランキングTOP5

意外と知られていない熱帯地『新潟』とタイトルを付けさせてもらいましたが、8月の暑さのことではありません。
新潟県は8月を越えた9月・10月が全国的に熱くなる地域なのです。

気象庁が発表している、各地点における観測史上1位の値を使ってランキングを見てみましょう。

8月

1位 静岡県浜松 41.1℃
2位 岐阜県美濃 41.0℃
3位 岐阜県金山 41.0℃
4位 高知県江川先 41.0℃
5位 静岡県天竜 40.9℃

9月

1位 新潟県三条 40.4℃
2位 新潟県中條 40.0℃
3位 埼玉県熊谷 39.7℃
4位 新潟県大潟 39.5℃
5位 新潟県高田 39.3℃

10月

1位 新潟県三条 36.0℃
2位 新潟県大潟 35.7℃
3位 新潟県長岡 35.3℃
4位 新潟県柏崎 35.1℃
5位 新潟県糸魚川 35.1℃

参照:過去の気象データ歴代全国ランキング|気象庁

8月は暑いのは当然ですが、全国的にみると観測最上位に新潟の名前はありません。しかし!!!
9月10月を見てみると、ほとんど新潟県しか入っていません。ちなみに10月の6位も新潟県で場所は小出です。

気温を見ても夏とそん色の無い暑さになっています。もちろん8月のように毎日がこの暑さではありませんが、全国的にみると新潟は残暑厳しい地区になるのです。
そして猛暑で起こりえる病気、脱水症状や熱射病は命の危険を脅かす

もう8月に入りましたが、長く続く暑さ対策はこれからもしっかりと考えておかなきゃなりませんね。

室内で増える熱中症

「熱中症患者を救急車で搬送しました」というニュースをこの時期になるとよく見ることでしょう。その見ている部屋の中で熱中症をおこす危険性があることは皆さん知っていますか?

2020年(令和2年6月~9月)に熱中症として搬送された件数は、約6万5千人とされています。その内約40%が室内にいてかかる熱中症だと言われています。部屋の中だからと言って安心はできないのです。

室内にいるのになぜ熱中症にかかるのでしょうか。炎天下にいて水分不足になってしまい、熱中症にかかるのはイメージできると思いますが、室内ではどうでしょう。エアコンの部屋で水分補給もしっかりとできている。どうしたら室内で熱中症になるのでしょうか。

一つは節約や節電を考えてエアコン等の冷媒機器の使用を控えてしまうことです。日中は暑くなるのでエアコンやクーラーをつけるが、夜になると陽射しもないので涼しくなると勘違いしてしまい、節電もかねてエアコンやクーラーを止めて寝てしまう方もいるでしょう。
それが原因で熱中症にかかってしまっているのです。
寝る前までに冷やした部屋で窓も開けずに床につき、室内の温度がどんどん上昇して外気温より室内の気温の方が熱くなってしまい、熱中症になってしまうのです。

24時間暑さ対策を考える必要があるんですね。

新潟で生活するために住まいの暑さ対策を考えよう。

暑さ対策として皆さんはどんなことを思い浮かべますか?

涼しい部屋で涼をとる、水分補給をしっかりする、日が当たらないように帽子や日傘を活用するなど、数えきれないほど対策はありますね。
先ほどもお話したようにこの暑さは長ければ10月まで続いてしまいます。新潟で暮らしている方は、8月~10月までの長い期間の暑さ対策をする必要があるのです。
では、どのような対策が必要なのでしょうか。
新潟は日本国内まれにみる高温多湿のエリアになります。この気候風土をよく理解して対策をしないといけませんね。

≪室内≫
①室内の温度は26℃~28℃に保つ
環境省の定めでは28℃設定とされていますが、下げすぎないのも大切です。
②室内の湿度は70%程度に保つ
気温以外に湿度も熱中症に関係します。高すぎないようにエアコンのドライや除湿で対策しましょう。
③外出時は換気を心掛ける
長時間家を空けるときは室内に熱気や湿度がこもらないように対策しましょう。
④家の中にいてもこまめな水分補給をする
家の中にいても夏場は特に脱水症状になりやすくなります。室内でも注意を

≪屋外≫
①直射日光に当たる時間は極力なくす
帽子をかぶったり、日除けをつくる対策をしましょう。
②汗をかいたらそれ以上にこまめな水分補給をする
水分不足は絶対にやってはいけません!
③熱中症対策グッズの活用
今では100円均一でも豊富な品ぞろえがあります。冷却するタオルやコンパクト扇風機などを活用するのが良いですね。
④日頃から暑さになれる体作り
暑いからと言って毎日エアコンの利いた部屋にこもるのはよくありません。少しでも外で汗をかき、体を慣らしましょう。

熱さをしのぐ快適リフォーム

【1】日除けの『シェード』や『オーニング』の設置

窓の外側から日差しを遮ることのできる『シェード』や『オーニング』は比較的に簡単にできる夏場のリフォームです。
四隅を結ぶ簡単なものは数千円から設置可能。本格的なもので10万円前後で設置することができます。

【2】エアコンの買い替え

古くなったエアコンは冷房の効きが悪いのはもちろんですが、電気代も必要以上に掛かります。最新のエアコンなら効きもよく、電気代も抑えることができます。部屋の大きさや機能にもよりますが、高効率エアコンは5万円前後から、超高性能エアコンは10万円から数十万円で設置が可能です。

【3】カーテンの買い替え

窓から入る熱は、室内を温める大きな要因です。外の『シェード』や『オーニング』、室内からは遮熱カーテンもおススメです。1枚数千円から購入できるので、比較的行いやすいリフォームになります。

【4】屋根/外壁の高断熱化

太陽の熱は屋根や外壁を伝って室内に侵入します。表面はとても熱くなり触れないほどに上昇します。遮熱塗装は屋根や外壁に直接塗装できるので、足場費用は掛かりますが、比較的に容易に施工でき、室内環境も大幅に改善します。

エアコン買い替えよりリフォームでの対策が良

上記で代表的な夏場対策リフォームを上げましたが、エアコン等の機器性能を上げるより、家そのものの性能を上げることがより効率的に夏場の快適性を向上させます。
そのためには屋根・外壁のリフォームに合わせて、断熱・遮熱リフォームをする必要があります。住宅性能を向上させ、エアコン等の空調設備の負荷を減らし、快適空間になるのはもちろん、ランニングコストの削減にもつながります。

屋根外壁のリフォームをお考えの方は、断熱・遮熱リフォームも検討してみてはいかがでしょうか

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