新潟市西区にて白蟻の被害にあった家の床下の点検です
2020.05.15
先日、新潟市西区で白蟻の被害にあったとの連絡が入り現地調査に行ってきました。
家は築30年ほどの家です。
被害にあったお部屋は和室で障子戸の敷居がゆがんでふわふわとしている様子でした。
※室内の写真は投稿しないでほしいとのお願いがありましたので床下の写真のみのご紹介となります。
早速床下に潜って点検をしました。
基礎の形状は防湿コンクリートが打っていない布基礎でした。
昔の形状で湿度の高い和室ではカビのにおいが畳を通じて上がってくることもあります。
被害にあった場所へ着くと床を支える下地が白蟻によってボロボロになっていました。

一番の被害部分はこちらになりますが既に広範囲にわたって白蟻の浸食が進んでいました。
まずは白蟻の侵入経路を探ります。
床下全体を見て、家の外回りを見て判別いたします。
当現場での侵入経路は基礎の型枠の取り忘れです。

この部分が白蟻の侵入経路です。
あまり被害がないように思われる画像ですが、実は通常あってはならない白ありの被害があることを表しているものがあります。

赤い矢印部分です。ここは白蟻が通る道【蟻道・ぎどう】と呼ばれるトンネルです。
この蟻道は白蟻が土と糞で固めたものです。通気(風)が苦手な白蟻にとっては大事な道になります。
一か所蟻道を潰したら白蟻が一匹出てきました。
それが写真の赤い丸部分になります。
全体の状況を見てここが侵入経路とみて先ほど基礎の型枠を外しました。

型枠の裏の様子です。
基礎と型枠の間に蟻が作った蟻道が広がっていました。
お客様にこの状況を写真にてお伝えし、今後のどのように工事をするのかを相談しました。
この様子はまた後日お伝えします。
おうちのお悩みは大きな森RE:ホームまでお気軽にご相談ください。
長岡店 0120-940-271 新潟店 0120-200-358 県央店 0120-250-501