新潟市・長岡市での白蟻対処法
2020.06.02
白蟻が羽をつけて飛んでいく【群飛】の時期です。
簡単に住んでいるところがいっぱいになったので分家を作るため旅立っていく様子です。
羽蟻が出るころにはご自宅には約3万匹もの白蟻がいると思ってください。
それでは白蟻を寄せ付けないためには こちら ←をクリック
それでは薬剤について私の見解お話します。
日本における白蟻の防蟻・駆除は主に
【農薬】
白蟻に対して即効性があり被害にあった時は農薬で殺虫するのが手っ取り早いと思います。
しかし、その農薬は人間の体に害を与えるものだということも皆様はご存じかと。
・子供の脳の発達障害
・奇形児の出産
・シックハウス症候群
新築時白蟻防蟻処理のため基礎の天端から約1メートル農薬を散布します。
しかし農薬は約5年しか持ちません。
5年ごとに再散布が必要となります。
しかし、私は農薬がダメだ!と言いたいのではなくそれぞれのご家庭にあった防蟻や・駆除を行ってみてはというご提案です。
現在は白蟻の防蟻に対していろいろな品物・薬剤ががあります。
通気部材による防蟻
新築時ではシロアリ保証付きの通気部材が主体でしょうか。
基礎と土台木材との間に設置し床下の通気を取ることで白蟻が住みにくい環境を作ります。
また、その通気部材は白蟻が食べにくい素材で作っているので床下に侵入する可能性が低いといわれております。
農薬による駆除・防蟻
先ほども言いましたが日本における白蟻の駆除剤は農薬が一番。
被害にあった場合はすぐに殺虫出来ますのでひがいを食い止めるのにもってこいです。
農薬を敷地周りの地中に散布することで地中から家に入る蟻の道【蟻道:ぎどう】を遮る効果があります。
防蟻としては5年ごとに1回再処理をした方がよいと思います。
ホウ酸による防蟻
近年防蟻材として出てきたのがこのホウ酸です。
海外ではホウ酸が主流で白蟻が多く発生するアメリカのハワイ州ではほとんど木造建築物に対してこのホウ酸を散布するそうです。
このホウ酸は実は無機質で鉱物なので一度散布したら半永久的になくならないとのこと。また人体に影響がないものなので赤ちゃんやペットがいるご家庭には最適かと思います。
私の中での使い分けはこの三つです。
新築時には基礎着工前に敷地周りの農薬による土壌処理を行い土台通気部材を設置。土台から1メートル上にはホウ酸を散布してくのが新潟の防蟻としてよいのではないでしょうか。
ただ、すべてを行っても敷地内の使い方も大事なってきます。
まずは白蟻を寄せ付けないことが一番の防蟻なのかもしれませんね。
※白蟻駆除・防蟻工事を経験している私一個人の見解ですのであくまで参考程度に受けとってください。