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自宅キッチンの壁をDIYしました!【1】

2023.01.21

こんにちは!新しい家に引っ越して1年がたち、家での生活が落ち着いてきた丸山です。

まだまだコロナの終息も見えず、どのように共存していくか考えるようになってきましたね。それでもコロナにかかると普通の風邪じゃないほどの辛さがあるようなので、皆さんも感染しない様にお気を付けください。

はじめての「タイルDIY」

昨年末から妻と計画していた、キッチン背面の壁面のタイル化DIYを始めました。

私自身、住宅企業に勤めておきながら主な仕事はディスクワークなので、DIYは素人同然。しかも初めての作業なので、色々と不安がありました。

今回は、自宅のDIYで完成までのお話をしたいと思います。

着工前のキッチン。背面を壁紙からタイル張りにDIY!

築1年の壁紙を剥ぐ勇気

皆さんはどうでしょう?自宅の壁紙は剥いだことはありますか?私の家はまだ築1年の家だったので、とても勇気が必要でした。

新築時に予算の都合上でケチったタイル壁。どうしてもタイル張りの壁にしたかったので、自分たちでやろうと決めたました。まだまだ新しい壁を傷つけることにとても抵抗はありましたが、一度カッターを入れると後戻りができない後悔よりも、ワクワク感が強まってくるんですよね。

それから一気にビリビリ!

コンセントのところも忘れずに!

まだ糊も劣化していないので、とてもキレイに剥げました。

タイル壁DIYで用意したもの

話の途中ですが、ここで今回のDIYで用意したものをご紹介。

サブウェイタイル約6㎡分 ← 本物のタイルです※タイル調シートではありません。
  商品:ceracore(セラコア)フランス張りタイル 

接着剤 ← 壁とタイルを接着するセメントみたいなもの
  商品:icotryouwa(アイコットリョーワ)STAP-GS グレー

目地材 ← タイルとタイルの間の目地を埋めるもの
  商品:二瀬窯業㈱タイル目地材グレー

コーキング材 ← タイルの周囲をコーキング
  商品:セメダイン シリコーンシーラント 8000

コーキングガン ← コーキングをするときに使う銃みたいなもの

くし目立て用へら ← 接着剤を壁に均等に塗るへら

タイルカッター ← タイルサイズを調整して切るカッター

長い定規 ← とりあえず、線を引く用に

ゴム手袋 ← セメントみたいな接着剤をいじるので、手をガード

養生テープ ← 普通のテープとシート付のマスカーというものを用意

バケツとスポンジ ← 目地の仕上げに使用

あとは、細かな文房具やタッパーなど、必要に応じて用意して使いました。

失敗しない様にキッチリ寸法を

タイル張りの初心者でしたので、失敗しない様にタイルの寸法と壁に目安の線をキッチリ書きました。これを書いたことで、何枚のタイルが必要で、何枚のタイルをカッターで切る必要があるのか、一目でわかりました。実際はそこまで必要がないのかもしれませんが、とりあえず実施。

マス目が見えるので何となくイメージができます。

意外と重労働だった接着剤塗り

ここまで来たらあとはタイルを貼るだけ!と言いたいのですが、ここからが思った以上に大変な作業でした。

まず、接着剤を塗るのが本当に大変。粘性がとても高いので感覚的には『塗る』というよりも『塗り付ける』って感じです。いまいち違いが分からないかもしれませんが、とにかく不慣れな私たちには重労働。上手く塗ることができないし、塗った後に圧着のためのクシ目立てという接着剤をなみなみに作業で、肩がパンパンに・・・

とりあえず、接着剤の塗作業は思った以上に時間がかかりました。接着剤の硬化時間も30分から1時間程度とのことなので、いくつかのブロックかに分けてタイル張りをしました。下地に目印の線があるので、まっすぐ貼るのに大活躍ですね!

高いところを塗るのが一番大変。

ここから楽しいタイルを並べる時間

接着剤塗りはとても大変でしたが、タイルを並べて貼っていくと何となく形が見えてきて、どんどん楽しくなってきます。

今回選んだタイルは、一定の目地間隔でクラフト紙にタイルが付いているものを選択したので、素人の私たちでも、比較的にキレイに曲がることなくタイルを並べることができました。

ブロックに分けて塗っては貼りの繰り返し。

再度試練の始まり タイルカット

本物のタイルを選んだので、コンセント回りや最後の調整などで大量のタイルをカットしていかなければなりません。

そこで今回用意したタイルカットが大活躍!・・・を全くしなかったのです。

中古で買ったものだったので、刃が悪かったのか、私たちのやり方が悪かったのか、はたまたタイルが硬かったのか。いくらギコギコして割ろうとしてもうまくいかず、ほとんど力技で割る始末。

手も痛いし切る枚数も多いので、他の方法がないか考えました。

そこで思いついたのが、電動工具の『グラインダー』という機械で切る!でした。でもタイル用の刃を持っていなかったので、追加購入で4000円くらいの出費。痛い・・・

安いタイルカッターを買わなければよかったと、後の祭り。

しかし、グラインダーを使ってからは、カット作業もサクサク。同じ寸法でのカットは万力を使って複数枚を同時に作業。

ただ、皆さんも電動工具を使用する際は充分に気を付けてください。使い慣れていないと大ケガにつながることもあります。

コンセント回りのカットと調整用のカットも終わり、後は壁に貼り付けていきます。

ほぼタイルを貼り終わった姿。
カットする箇所をテープで目印に。
コンセント回りは複雑なのでメモも大切。

ちなみに、電気配線を変更するには「電気工事士」の資格が必要です。資格を持っていない私たちができるのは、カバーの脱着くらいです。コンセント回りをいじる時は、必ずブレーカーを落としてから作業ましょう!

この記事も長くなったので、続きは次回にしたいと思います。

次回は、クラフト紙はがし/目地/仕上げのお話になります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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